_20190702_141339
「写真をめぐる論」というブログタイトルから「現代表現研究」というタイトルに変更しました。これからも、中川繁夫が作っていくブログですが、このブログを残すのは、これまでの記事内容保管のためです。

昨年2018年、「現代表現研究所」を設立し、中川繁夫のコンセプトに従って展開してきました。思い起こせば、ことの発端は1984年に企画した「フォトハウス」構想が原点です。フォトハウスの名称は現在も使っていますが、2004年には「総合文化研究所」として領域を広げました。基本構造はフォトハウスと変わりません。現在は「現代表現研究所」ですが、時代の変化に伴う内容の変化はありますが、やはり基本的な枠組みは、それほど大きくは変わっていないと考えています。あえて資本の側をあちら側と言っていますが、こちら側、つまり資本によって虐げられる側、この立場からの研究が基本です。

いま、あらためて、俯瞰してみると、自分がもう現役ではない年代になった感です。
フォトハウスを組み上げた当時は、年齢としては30代の後半でした。総合文化研究所の設立時には、年齢としては50代の後半になっておりました。
総合文化研究が擁した枠組みが、いま、自分の中でふたたび浮上してきています。現代表現研究所という提灯を引っ提げて、先導するには、もう高齢になりすぎた。現在の現役世代からみれば、もう老体でしかない自分の置き場を、考えています。
経験が参考にされる、そんな立場を想定しますが、はたして、立場が確定していない。

現代表現研究所を開放して、これからの社会での生き方を、考えてほしい。
生き方を、模索してほしい、このように思うところです。
これまでの価値観の中では生きにくい、と感じている人たちがいると思います。
以前にもあったし、今もある、でも世の中、生活のツールが変化しています。
だけど、人間として男として女として、生きることの原点は、それほど変わっていない。
世の中、思うほどに変えられないから、自分の在りかたを考え、実行する。
この根本を議論できる場、語り場、を作っていきたいと思うのです。