中川繁夫の写真記録

中川繁夫のブログです。

2020年01月

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2020年の1月が終わります。
けっこう長かったなぁ、という感覚ですが、これは毎年、そう思っているようです。
年月や時間が過ぎる感覚ってのは、思い方によると思うけど、一年過ぎるのが早い。
多分に漏れず年取ると、年月が矢のごとく過ぎていく感覚ですね。
このまえ敬老乗車証をもらったとこなのに、もう四年近くが過ぎます。
でも、いいこともある、忘れるための年月が、すぐに過ぎていくんだから。

あれから四年近くが過ぎました。
ふっと一瞬の光景が浮かんで、消えていきますが、もう感情はあまり伴いません。
年月が過ぎて、感情が伴わないことで、それらは過去とみなすことができます。
つらい気持ちが癒えてきて、癒されてきて、前へ進むことができます。
マタイ受難曲ってのを聴いているところですが、言葉はわかりませんが、癒されます。
竜安寺の奥の山に御陵があって、そこへ行くことにして、寒波のなか行ってきました。

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えろすかろすというタイトルのブログをつくりましたが解消させました。
そのかわりに愛の日々というタイトルのブログをつくりました。
内容が微妙にセクシュアルな内容となるので、アダルトの枠にしました。
写真家ならメイプルソープがいましたが、それはセクシュアルな側面でした。
小説家ならだれをあげようか、永井荷風とか、一説、四畳半襖の下張りの作者。
文学も、映像も、その根底から取り扱おうとすると、人間の性に行き当たります。

人間の性を根底から掬い上げようとすると、現在日本ならアダルトサイトでしょうか。
アダルトサイトに登録したので、SNSには連動させません。
ここのライブドアさんのブログですが、いまはLINEの運営になっているようです。
日本で発信するアダルトのブログといえば、ここが大きな存在、読者も多いです。
というより、ネットの時代になって、性領域への関心は、ネットで閲覧の時代ですね。
確かにリスクも多いけど、生きることの潤いになる領域だと、作家として思うのです。


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1995年1月17日、いまから25年前のことですが、阪神淡路大震災が起こった日です。
朝から、記憶を呼び起こすニュースが流れてきて、悲痛な思いにふける一日でした。
多くの方が亡くなられて、そのことを思うだけでも、涙しそうになります。
そのころは住之江の写真と映像と美術の専門学校に勤めていました。
いろいろと思い出す光景が多いので、今日は、悲しい記念日だとだけ記しておきます。

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2020年1月14日、和暦では令和2年です。どうして日本には西暦と和暦が共存しているのか。公式な文書での日付表記は、和暦ですね。そういうことでいうと、ぼくの生まれた年は、昭和21年です。西暦で1946年です。西暦で歴史の事件のなんかを理解してきたから、西暦で考えることが多いです。たとえば1970年の出来事、なんていうとあれこれ記憶がよみがえってきますが、昭和45年といわれると、ええと、なんやったかな、1970年やなぁ、なんてことで、西暦に換算しているんですね。

1970年というと、実は、結婚した年で、今年50年を迎える、という話につながって、大阪万博があった年としての記憶がよみがえります。昭和45年ですね、なにがあったのか、昭和43年という年、これは大学の学生証ナンバーが3Lから始まったかなぁ、和暦の3年、Lは文学部、そんな記憶がよみがえります。1968年4月、大学に入学できた。ちょうど学園紛争が起こっていたころで、騒然としていました。自分としても1968年から1970年の二年間は激動だったと思えます。

中国からの留学生で後進局という雑誌を発行した人と、昨日、話を交わしたのですが、雑誌の特集は「アートと検閲」です。オームの時代は、との話とか。オームとはオーム真理教のことで、悪なのかどうなのか、と問われて結論だしませんでした。ぼくなら1969年の東大安田講堂占拠の話で、教育の根本問題を提起していたんだよ、と半世紀前の思潮を話題にしてあげました。まあ、そういう話ができたことが、何よりで、日本の学生からはこんな話が出てこないなぁ、と思うのでした。

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<フォトクラブ京都の2020年1月例会ご案内です>

2020年1月例会は、1月18日(土)午後2時~5時です。

<フォトクラブ京都>は現代表現研究所が主催しています。
多くのフォトクラブ(写真倶楽部)と枠組みはほぼ同じです。
例会の内容は、ワークショップ形式で、よもやま表現のことを話題にします。
会場はアマノコーヒーロースターズさんのテーブル。
フォトクラブ京都は月一回、第三土曜日の午後に例会を開催しています。

写真撮影の技術や制作技法の研究だけでなく、現代の潮流を話題にしています。
参加される個人が、自立していけるクラブを目指しています。
ただいま新規の会員さんを募集しています。

詳しいことは、お問合せください。

開塾場所は<アマノコーヒーロースターズ>です。
〒603-8203 京都市北区紫竹東高縄町23-2ルピナス1F

<問い合わせ先>
☆主宰者中川シゲオへお問い合わせください。
facebook:https://www.facebook.com/sense.nakagawa

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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
2020年 元旦

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