中川繁夫の写真記録

中川繁夫のブログです。

2020年06月

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もう10年も前に花を撮っていた時期がありました。
ホームページ<花と小説>をつくったのが2010年4月だから、その当時です。
日本の美、この意識で身の回りを見てみると、着物があり花がありました。
日本の風土のなかで育まれ培われてきた感性、感覚に興味が向いていたのです。
大きくは文化とか文明とかの枠で、西欧ではない東洋の日本、ここに注目したのです。
写真や文学の素材として、花は色艶文化の中心軸でもあるかと思うのです。

ぼくが生まれたのは1946年、戦争が終わった翌年です。
戦後、西欧文化というよりアメリカ文化が日本文化のうえにかぶさります。
ぼくの感性はアメリカ文化に晒され、アメリカが日本よりも優位、の感覚がありました。
日本の美、これに興味を持ちだしたのはかれこれ50歳になるころでしょうか。
世界史の文明のひろがりから文化の変容を、それとなく意識しだしたのです。
日本の文化、とくに色艶もの、源氏物語から始まる情の物語に惹かれてきたのです。

花は女の象徴で、桜、牡丹、芍薬といった花たちから桔梗や撫子といった花、雑草の花。
見渡してみると花がいっぱい、それの図鑑的に撮りだして、その延長線上に小説です。
小説で、映像を越えるイメージで、ひとの情をどこまで刺激できるか、です。
イメージの領域で、絵画と写真は比較かんたん、アダルト動画とアダルト小説はどうか。
近年は動画の全盛期で、まだまだ高精度の画像が現れて、発展していきます。
それに対抗する文章の世界は、どうなのか、これがぼくの関心事では、あるのです。

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源融(みなもとのとおる)のお墓が清凉寺の境内の片隅にあります。
この人は、紫式部が書いた源氏物語のモデルとされた嵯峨天皇の皇子です。
清凉寺は嵯峨釈迦堂と呼ばれている寺院です。
中学生のころから何度も行っていますが、墓を探しあてたのは最近のことです。
嵐山の渡月橋の前からまっすぐの突き当りが、この清凉寺です。

源氏物語が書かれるのは源融が生きたという時代から100年ほど後のことです。
ということは融の話、紫式部が生きたときにまでその人柄が伝えられていた。
女が好きな男、というより女遍歴する男を、女の紫式部が興味を持ったということか。
紫式部の墓の横に小野篁の墓があるけれど、篁は紫式部より150年ほど前の人です。
紫式部は970年から978年までの間に生まれ1019年までは存命していたとされています。

今年になって、大覚寺の大沢の池を散策に、料金を取るようになったので興醒めです。
この大覚寺は嵯峨天皇の住まいがあった界隈の一角で、平安京の市中からは4キロほどか。
天皇の別荘があって、市中から通ってきたということです。
北嵯峨のこの地域、興味深々ですが、なにより男と女の物語りにイメージを馳せます。
千本えんま堂には紫式部の供養塔があります、ぼくのご近所で気になるスポットです。

スマホ インスタグラム 2020.6
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コロナ禍の外出規制で、外食ができなくて、写真に撮れなかったんです。
先週になって、気分が晴れた感じで、外食をするようになりました。
外食するときは、人とお会いして、会食する、ということになります。
規制がはずれて、人と会うことができるようになった、ということです。
そんなこんなだから、外食産業、ダメージ大きいんでしょうね。
お持ち帰りのお弁当屋さんは、そのおかげで商売繁盛だとか。

いつの時でも、儲ける奴は儲けるし、儲けられない奴は儲けられない。
商売って、そういう浮き沈みがあるのだから、かなり自然体でいいのでは。
まあ、今回は、政府や行政が規制をかけて、商売できないようにしてるから。
補填もいいけど、税金投入なんだから、ほんとにこれでいいのか、ですね。
個人的には、年金生活者だから、今後年金が減るようなことにならないように。
さまざまに異変が起こっているようですね、世界の経済構造が変わりますね。

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今年の春から梅雨のいまにかけて、花の写真を撮っています。
4月には神社巡りをしておりましたが、路傍の草の花を撮りだしました。
ここ数日は、紫陽花の見ごろになってきているので、紫陽花を撮っています。
スマホで撮ったのをSNSやブログに載せていますが、デジカメでも撮っています。
花のホームページも作っているので、けっこう花には思い入れがあるようです。
花は女子の象徴イメージで、妖艶であったり、清楚であったり、様々です。

Googleクロームを使って、ネットにアクセスするようになりました。
これまでインターネットエクスプローラーを使っていたんですがSNSが見えない。
インスタグラムが見れなくなって、ツイッターが見れなくなったんですよね。
Googleのほうへ、顧客誘導でもしているのか、裏のことはよくわかりませんけど。
このブログのライブドアもLINEの一員になったみたいで、通知はLINEから来ます。
インスタグラムはフェースブックの一員になったのでしょうか、そんな感じです。

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写真業界の話しでいうと、アサヒカメラが休刊になるというニュースが流れてきました。
朝日新聞社がバックにある写真雑誌で、いうまでもなく老舗紙媒体です。
時代の流れのなかで、採算が合わないということが休刊理由だと思うけれど、本当は。
この本当は、本音は、ということを詮索したいと思ってしまいます。
写真表現の転換点であり、ネット社会との競合であり、動画の幕開けであり。
いくつも要因が考えられますが、メディアとしての役割が終わっていくのでしょう。
新しい表現の時代が、どんなのか、これから、模索するところですね。

ムーブメントとして「写真と映像の研究会」を立ち上げたいと思っています。
6月27日(土)に立ち上げ、第一回研究会をおこないます。
京都は新町三条下がる、モスグリーン・スタジオ、午後2時から5時を予定。
APA会員の井上成哉氏のフォトスタジオです。
ネットにつなげて、情報を見ながら、写真集を見ながら、話の場です。
APA会員井上成哉、ジャーナリスト堀内義晃、それに中川繁夫が発起人メンバーです。
クオリティーの高いレベルで現代の現状を分析していきたいと思っています。
会員は若干ですが募集中です、希望される方、中川までご連絡ください。

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